メキシコへの飛行機ではプエルトリコ人の女性、Soniaが、ボーイフレンドのRamonと並んで座っていた。あいさつをしただけなのに感じが悪く、席を移ってしまった。
まさかこの女がのちに、Cleargreenの社長になるとは想像もしなかった。
ホテルについてもGuidoをのぞいてみんな正装していて、私は、無視されていた。
セミナーでは、Muniが気味の悪い詩を読んだ。神に苦難を望む詩だ。参加者でありがたく思わなかったのは私だけのようだった。
Tiffanyは詩人になりたいと言っていて、観光バスの中では、いつもリップクリームを塗っていた。
フロリンダも含めだれもが私を避けていた。
誰も口をきこうとしなかった中、Tony Karamだけが親切だった。
カルロスは、はじめMuniがM.D.(Doctor of Medicine)だといっていたが嘘だと後からわかった。
彼女は、輪廻転生について語った。人と人はビーズのカーテンのようなものでつながっていると言っていた。
Muni自身は、The Death Defierという謎の存在とつながっているといっていた。
Amyが、後にカルロスに輪廻について尋ねた話がありますが割愛します。
移動先で、フロリンダと同じバンに乗ろうとしたら、だめだと怒鳴られた。
Tonyが声をかけてくれたので彼の車に移った。
フロリンダがTiffanyを呼んでこれみよがしに仲良くした。
Muniとカルロスの関係を疑ったとき、カルロスは、兄妹みたいなものだ、と言っていた。
この後、下記のようないくつかのエピソードがありますが割愛します。
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Muniとカルロスの話。彼女とDeath Defierの関わりの説明。Phoenix Bookstoreで再会した話。Death Defierの名前(Xoxonapo)とXoxonapoの詩の話、など。
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三人のChacmools(Astrid、Poona、Zuna)が参加者をグループに分けてthe Death Defierの名前を囁いて催眠状態にさせた。Guidoだけが痙攣も起こした。
残りのメンバーにも後で行うと言っていたが結局しなかった。
ちなみに、このセミナーが開かれたTulaは、ピラミッドのある町です。

セミナーでは、このような催眠をずっとやってきていて、グループメンバーは感動してが抱き合って泣いているが、醒めている様子の私が距離をおいているとFlorindaに罵られた。
(私のような例外は他にもいる。後に破門されるアルゼンチンの哲学者。Tiffany、Tonyなどの例外はある。Tonyは自分から辞めた)
突然、Guidoが寄ってきて抱きしめてくれた。
その時、Guidoが、メンバーと分かれるようなジェスチャーをした。
バンに戻るときZunaが優しい言葉をかけてくれ抱きしめてくれた。Zunaはこれまでも親切だった。
この二人の優しさを忘れない。
FlorindaとMuni、SimonとGuidoは先に帰った。
翌日、Chacmoolsたちが「呪術師の寛容」についてワークショップをひらいた。
あまりにも心が乱れていたのでTaishaに話を聞いてもらった。
Amyが自分がナワールの女だと思っているのがいけないのだと言われた。
Tiffanyと練習をしろ。彼女はAmyの後釜だとイヤミを言われた。
ロスに戻ったときFlorindaとMuniが皆を出迎えにきたが私だけは抱きしめてこなかった。
(Amyが、カルロスを独り占めにしている女だという)ゴシップは魔術よりも強いと思った。
(初出:2017年1月28日)