この章は短めですが、AmyのGuidoとの関係、彼女がカスタネダ一派の中核メンバーになるつつある過渡期の日常が書かれています。
一週間の集中講座に出席した。
トゥーラでひどい目にあわされたので衣装選びに慎重になりドレスアップを徹底した。
とても精神修養の場と思えない俗っぽさです。
バックステージにいたインストラクター(The Energy Trackers)に挨拶に言ったら、GuidoとRamonに美しすぎるといわれた。
Florindaに注目をひくためにドレスアップするとは何事だと嫌味を言われた。
Muniにも電話を入れると同じように言われた。
すべてを明け渡さなければならないのに、とも言われた。
家に帰ってドレスや靴をハサミで切り刻んでゴミ箱に捨て、安物の服に着替えた。
自分を嫌っているBeulahにあえて電話をして顛末を話した。
やはりあなたに必要なのは、すべてを投げ出すことだと言われた。
会場に戻るとGuidoが変わった姿を見て驚いた。彼の隣に座ると「なにがあったんだ?
きみはものすごく美しいよ」と言われた。
カルロスの講義のあいだ、二人の距離が縮まった。彼がわたしの髪に触れ、腕を肩に回した。二人の足はその間おしつけあっていた。私は頭を彼の腕に預けた。
Guidoとの関係が深まった。
Guidoがダラスに用事ででかけるときに本を包んでプレゼントした。
中にカードを入れた。二人の子供がキスをしているカードで男のポケットには小さくダラスと書いてある。
Guidoが電話をくれた。声が詰まっている。男の子のポケットに小さくダラスと書いてるのを知っていた?と言われてイエスと答えたら声がとぎれて電話が切れた。
この5年というものどうして私は相手に電話を切られっぱなしなんだろう。
Guidoがテキサスから戻ってきた。彼は怒ってはいなくて仲直りした。
抄訳を進めていて、この下りでなぜGuidoがカードに対して含むところがあるのか意味がわかりませんでしたが、一応、そのまま掲載します。
この頃から彼とフロリンダと三人ででかけることが多くなった。
おそらくカルロスからの指示だったのだろう。
ある日、Guidoが車でフロリンダと私を寿司屋に誘った。
驚いたことにフロリンダがAliceを誘った。私もGuidoも彼女をずっと嫌っていた。
緊張感があったためか酔っぱらってしまった。
Aliceが具合悪くなった。Guidoは救急救命士だったので異常に気がつき人工呼吸をした。
店をでるとき、Aliceをのぞいて、三人で車にのると、フロリンダがカルロスがよくやることをした。
カルロスはよく自分の股に一人の女性の手をおいて残りの女性を妬かせた。
一度自分がほかの人を傷つけるが嫌で断ったらカルロスにあっちへ行けと言われた。
フロリンダはGuidoの太ももをさすったり耳を愛撫したりして、わたしをからかった。
私は、びっくりさせようとフロリンダにフレンチキスをした。
フロリンダと三人で映画にいくためCentury City Mallにいった。
Astridにばったり会った。アイスを買っていた。
彼女は、他のメンバー(ClaudeやBeluahやZuna)に見つからなくてよかったといった。
(初出:2017年2月4日)