原文には、それほど参考になる情報がないので抄訳が文字通り簡単なものになってきている後半ですが、いよいよカスタネダの最期が近づいてきています。
ナワールの病気の進行で彼の権威もくずれはじめていた。
Muniと私の関係性もほつれはじめていた。
魔女たちははっきり言わなかったが、彼の病状は非常に悪かった。
Muniが私に、「私は彼らと一緒にいきたくない。あなたとGuidoは強いから私を引き留めて」と懇願した。
ある日、フロリンダが電話をしてきてAstridが彼女の書類を燃やしたいので暖炉を使わせてほしいと言った。
Astridがシュレッダーにかけた紙を持ってやって来た。
それは、カルロスの本だったり自分が書いた詩や絵や日記だった。
彼女が言った。「また妊娠してしまったの」
「彼と一緒にはいかない」と言われたので、Muniにも同じことを頼まれたことを言った。
彼女が自殺をしなくてはいけないかもしれないという話をした。
今後についてカルロスに指示をあおいだところNancy、Patsy、ZunaとPoonaにセミナーを続けるように言われたそうだ。
MuniがPoonaをクリアグリーンの社長にすることにした。Soniaが内示をした。
AstridがEllis、あなたは私のエルフだわ、愛しているといって帰っていった。
(初出:2017年2月26日)