エイミー・ウォレスの『呪術師の弟子:カルロス・カスタネダとの人生』をご紹介してから一年以上経ってしまいました。
私的にはもっとずっと長い時間が過ぎた感があります。1
この本はエイミーの本(2007年12月18日)が発売される約6年前の2001年2月1日に発行されたものです。
先に私が勝手に「訳名」をつけてしまいましたが、原作名はこうです。
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A Magical Journey with Carlos Castaneda
Life with the famed mystical warrior
a memoir by
Margaret Runyan Castaneda
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ベタに訳しますと
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カルロス・カスタネダとの魔法の旅
~神秘の戦士と過ごした日々~
マーガレット・ルニヤン・カスタネダ回顧録
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この本は、序章に続いて28章、エピローグで構成されていますが、編集者の力が足りないのか、途中「9章」がなく8章の次が10章になっていたり章によって分量のバラツキがかなりあったり写真の印刷が酷かったりと書籍としての完成度はかなり低い印象です。
また小説のようにまるで見てきたようにカルロスの心理を描いているところも散見し事実と推測がごちゃまぜになっていて慎重に読まなければいけません。(タイシャ・エイブラーの本に比べれば1000倍マシですが(笑))
とはいえエイミー・ウォレスと並んで実際にカスタネダと愛し合って、カスタネダとは血はつながっていませんが彼の子供を育てた女性の貴重な証言です。
あらかじめ申し上げておきますと、発行元の許可を得ていませんのであくまでも「抄訳」、ご紹介に留めています。
また訳した内容については素人翻訳なので読みにくいことも多いと思いますし間違っていることもあるはずです。その点、ご容赦ください。
■おさらい用リンク
○マーガレットの話(『ドン・カルロスの教え』)
○カルロス・カスタネダの妻
(初出:2018年5月30日)
- 当時、このマーガレット・カスタネダの『カルロス・カスタネダとの魔法の旅』を続けてご案内するつもりだったのですが、途中で前立腺がんが見つかりオマケに生体検査のために慢性前立腺炎にさせられてしまいそれどころではなくなってしまいました。 ↩︎